2021年5月31日
刈谷市総合文化センターにて
岡本設機株式会社さま創業３０周年の記念公演として
『Make your time wonderful 古川愛理 LIVE 2021』の
音響、照明、舞台監督を担当させていただきました！
いまだ終わりの見えないこのコロナ禍、
緊急事態宣言の最中、一時期開催も危ぶまれましたが
感染対策をきっちりと徹底した上で無事本番当日を迎えることができました。
現場スタッフはもちろん、
主催の岡本設機さま、古川さま方、会館のスタッフの皆さま
そして、お客さま方のご協力のもと成り立ったイベントです！
ひとつのイベントを開催するにも通常よりも様々な苦難や準備が必要だと
改めて痛感しました・・・
イベントの様子をちょっとだけご紹介します🤗
ステージセットとしてバンド周りに岡本設機さまが
トラスを組んでくれました！！
舞台後方に見えるシルバーの半円のやつです。あれです。
トラスにも照明を仕込んであるのですが、
これが大きな演出効果を生むのです！
スモークを焚き、照明をつけると・・・
ジャーン！！！！
こんな感じになります！笑
雰囲気出ますね！
かっこいいです✨
今回は様々な種類のライトの仕込んでおり、ムービングライトも使用しております！
とても華やかで賑やかな雰囲気となりました！
曲調によって激しくライトの色が変化したり点滅したり動いたり。
また、スローテンポな歌ではしっとりと聴けるような雰囲気を明かりで表現し、
会場全体を盛り上げ、より自然に入り込んでいける世界観を創っていきます。
照明オペレーターさんのセンスが光るステージでした・・・！！
また、アーティストさんがより輝くようにピンスポットで照らしています。
ピンスポットがあるのとないのとでは、全く印象が変わります！
より際立つように見える効果もありますが、
舞台照明の色によってピンスポットの色を変えたり雰囲気を馴染めせながら
顔や姿を明るく見せることもできます。
写真の左側に黒い服を着た人がいますが、
この人は舞台監督さんです。
この写真はリハーサルの写真なので舞台に出てきていますが
本番は観客席から見えない場所でスタッフチームの指揮を執ります！
舞台監督さんが現場の状況を見ながら適切な指示をしてくれることで
スタッフがまとまり、時間も予定と大幅に変わることなく
円滑にイベントが進んできいます。
ステージのメインスピーカーはこちら！
NEXO GEO M10 system
久しぶりにガッツリ仕込んでみました！笑
このスピーカーは観客向けのスピーカーで
会場中に大迫力の音を鳴らします！
大音量でも聴きやすい音を鳴らすのは
FOH（Front Of House）のオペレーターさんの腕の見せ所です！
音響さんと照明さんが横並びになって仲良くオペをしています。笑
華のある仕事ですが、繊細な作業でもあります。
一方こちらは、観客席からは見えない舞台袖中でオペレートをしています。
モニオペ（モニターオペレーター）と言ってアーティストさん側が聴く音を創っています。
こちらも音響オペレーターさんとしての実力はもちろんのこと、
アーティストさんとのコミュニケーションも必要なポジションです。
このモニオペさんの腕前でアーティストさんがどのくらい気分が上がるか！
アーティストさんのテンションがさらに上がれば
お客さんの気分も上がりますよね！
ステージに十分大きな影響を与えます！！
人目に触れることは滅多にないですが、とても重要な仕事なんです。
ちなみにこの現場でモニオペを担当したのは弊社社長の明石でした。
音響さんがアーティストさんと関わる仕事として
ステージケアのポジションがあります。
アーティストさんの立ち位置にマイクやスピーカーを設置し、
本番中に不備があれば出ていくこともあります。
よく見るとステージフロアにも照明がたくさん仕込んでありますね・・・！
気付きにくいところでたくさんの機材が使われており、
今回の記事では紹介しきれていませんが
裏側では多くの作業や配慮があります。
全てが整って最高なステージをお客さまに提供できると思っています！
その中にはお客さまの熱気も必要です！！
もっとイベントが気軽に開催できる状況が早く戻ってきますように。
その際は、リスビーと楽しい舞台を共有させてくださいね！笑
以上、現場からでした！