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執筆者の写真明石有実

Blog Relay*①【照明について】

更新日:9月25日


まもなく9月も終わる頃となりましたが

まだまだ残暑が厳しいですね💦


風は涼しいと感じるようになりましたが

日差しは強く、油断大敵ですね…!








さて、今回はBlog Relayと題しまして

リスビースタッフが裏方のあれこれを綴ります!




まずは第一弾はわたくし、明石有実から!

テーマは『照明について』


かなり広い範囲のお話ですが

少しでも舞台の照明について興味を持ってもらえたらと思います😌






照明と言われて、何を思い浮かべるでしょうか?



音楽ライブ、演劇、ミュージカル、ダンス、オーケストラ、結婚披露宴…




一言に『照明』と言ってもジャンルは様々。


しかし、違いと言われてもパッとわかりにくいですよね🤔


ですが、そのジャンルごとに明かりの作り方が違い、

そのためにどんな機材をどのように設置するのか。

本番のみならず、その準備段階から違います。


また、会場の大きさなど規模感によっても変化はあります。




そのお話をしようと思うと

おそらく私ではうまくまとめられずに、延々と続いてしまうので…笑






私が照明を担当するにあたり、

気をつけていることは

その演目や客層、主催者などの希望に寄り添うことです。



たとえば、盛り上げたいからと言って

派手な明かりをバシバシ出せばいいと言うことではないと思うのです。



中にはそのような照明が良い場合もありますが

出演者の顔がもっと見えるようにしてほしいなどの希望もあります。



お子さんのピアノやダンスの発表会に

ライティングショーを求めてくるお客さんは少ないと思われます。

せっかくの晴れ舞台、しっかりお顔も撮りたいですよね☺️✨






「もっとこういう照明を出したい!」と思うこともありますが

なるべく自己満足に終わらない演出ができるように心がけています!






また、照明と言えば

明るくしたり、目立たせるイメージが強いですが

『見せない演出』も照明さんの仕事のひとつだと思っています。



演劇の場面転換、音楽ライブの楽器の入れ替えの転換、出演者の入れ替わり…


お客さんにはなるべく見せないようにすることで

そのイベントからの現実感を感じにくいと言いますか…


夢の国に行ったら日頃を忘れて楽しみたいですよね!

大袈裟な例えですが、そんな感じです😂😂😂




何でも明るく見えていたらあっけらかんとしてしまいます。

明暗をつけることで、引き込まれる要素が生まれたりします。








私が以前に担当させていただいたイベントで、

その効果を利用した演出をしたことがあります。




吹奏楽のイベントだったのですが

楽器や譜面台が並ぶ中で、真っ暗な転換は危険なので

薄暗く明かりを残すことに。


舞台の奥側には次の曲で主役を飾る派手な衣装の方が

定位置につくというもの💫



次の曲が始まった瞬間、

主役の方がばっちりポーズを決めていて

後ろから照明が眩く照らし、

お客さんにも印象深く見せたいというのが

出演者さんからのオーダーでした。





しかし、薄暗く明かりが残り、足元が見えるということは

お客さんからもうっすら見えている、ということです。



なるべく主役の板付き(定位置につくこと)は

見せたくありません。。。





そこで違う場所から同じタイミングで出てくる指揮者を

ピンスポットで明るく照らすことに💡


お客さんの注目は指揮者に集まり、

主役から目を逸らすことに成功しました!°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°







照明は目立たせるだけではありません。



見せないことや、

ゆっくりつくのか、突然つくのか

つき方や消え方ひとつで印象がガラッと変わります。



映画館で映画を観た後、

とつぜん客席照明がついたらどうでしょう?

ゆっくりつくから映画の余韻に浸れるのです。





舞台の照明と言っても

身近なところから知識を得ることがたくさんあります🙌



空の景色、深海の色、夕暮れの雲、

春の暖かさ、雨あがりの晴れやかな気持ち、宇宙の壮大さ。






もし照明を見る機会があったら

これは何をイメージしているのかな?と

考えながら観てみるとより面白いかもしれません☀️







『照明について』

ここまでお読みいただき、ありがとうございます!





次回はリスビーのハイテンションガール🎀🎶


松田七海が

『音響について』

お話します!




お楽しみに👋









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